あったか交流事業

 

 

 812-0025
 福岡市博多区店屋町4-1
 福岡市国際会館

 公財)福岡よかトピア国際交流財団内

 TEL: 092-262-1799

 時間: 8:45-18:00

福岡市国際会館へのMAP

外国人学生が語る「ふるさとの街と福岡」


(公財)福岡よかトピア国際交流財団 福岡市国際会館4F

毎月第3木曜日18時30分~
福岡で学ぶ外国人学生にふるさと街の歴史や生活、家族のこと、来福の経緯や今後の夢などを話してもらい、市民の外国人学生への理解と支援の輪を広げることを目的としています。

次回以降の講座の受講者を募集しています。

これまでの講座内容

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2015 2016 2017

第32回 2008年12月18日 
語り手 マルテ ウィンストンさん
(ドミニカ,モンテクリスティ出身)

九州大学では約1,300人の留学生が学んでいます。マルテさんは大学院で農業経済学を研究するかたわら、大所帯である九大留学生会の会長として仲間のためにも汗を流し、忙しい毎日を送っています。
留学先として福岡を選んだ理由は、「気候がよいこと。国際空港があること。いい大学があること」
実際に住んでみて気に入ったのは地元の人の優しさ。「日本語がしゃべれなかった頃、親切に道を案内してもらいました」
お気に入りの場所は百道エリアで、そこには彼の好きな景色があるとのことです。
将来、母国でマンゴー(果物)のプランテーションを経営して日本に輸出するのが夢だそうです。「マンゴーは日本では高く売れるのです。それにマンゴーの場合、ほかの農場と違って現場に毎日行かなくても済みます。私は自由が好きですから」 
大学院での研究は将来の“マンゴー・プラン”にどう結びつくのでしょうか。本人曰く、「まったく役に立ちません」
福岡では日本人をはじめ各国の人々と仲良くなりました。皆がめいめい自分の国の料理を持ち寄って、パーティーをするそうです。まさしく異食文化交流と言えるでしょう。
日本食も好物。天ぷらや寿司などの定番メニューはもちろんとして、特に好きなのは刺身。「魚の名前はわからないですけど」と言うマルテさんですが、美味しければそれでいいではありませんか。

第31回 2008年11月20日
語り手 ユリ レスティアニさん
(インドネシア,ランプン州出身)

ユリさんは九州大学比較社会文化学府の修士課程で翻訳などの研究をしています。
現在の研究対象は黒柳徹子著「窓際のトットちゃん」。原文の日本語からインドネシア語に訳されたもの(直接翻訳)と、日本語から英語に訳されて、さらにインドネシア語に訳されたもの(重訳)を比較研究しているそうです。
日本への留学は福岡が2度目。2001年に交換留学生として来日し、東京の立教大学で1年間学んだ経験があります。
東京にいた頃は平気だったのに、福岡に来て3か月でホームシックにかかってしまったとか。「東京では友達とよく遊んでいたけれど、福岡では忙しくて友達と遊ぶことができなかったからでしょうね」と自己分析。今では、大学院が研究や論文作成などで多忙を極めるので、遊びたくても遊べないのだと納得しているようです。
日本に来て彼女が驚いたのは、ファーストフードのマクドナルドに対するイメージの違いです。彼女の故郷では「値段が高くておしゃれな店」ですが、日本ではその反対。インドネシアでは普段、屋台で食事をして、お金が手に入ったらマクドナルドに行くそうです。  
「日本では和食のほうが高いですね」。両国の食文化の違いということでしょうか。
彼女はイスラム教徒。信者の女性の多くがベールで髪を覆っているのを目にします。これについては「大人になったら、覆うかどうかは自分の選択」なのだそうです。
将来、翻訳・通訳者として一人前になることをめざしている彼女にとって、福岡でのいろいろな体験が、大いに役立つことを願っています。

第30回 2008年10月16日
語り手)朴 美善(ボク ビゼン)さん
(中国、吉林省出身)

朴美善さんの来福は2001年。福岡の日本語学校、福岡教育大学と進学し、現在は同大学の大学院教育研究科で学んでいます。
朴さんは昨年、結婚したばかりの新婚です。ご夫婦とも中国出身ですが、彼女は朝鮮族でご主人は漢民族。2人が初めて出会った場所は、なんと福岡の焼肉店でした。その店でアルバイトをしているときに、知り合ったそうです。「中国にずっといたら、今の夫とは出会わなかったでしょうね」。これは福岡が取り持った“縁”ということでしょうか。
「福岡の印象は、きれいな街だなあということです。特に、一度帰国して再び福岡に戻ったら、そのことを実感しますね」。
福岡に来て驚いたことは、「うーん。もう長年、福岡にいるので忘れちゃいました」。
彼女の故郷では、福岡の知名度は残念ながら低いとのことです。現地の人に聞いても、「福岡ってどこ?」と逆に聞き返されるとか。
また、東京や大阪に住む彼女の友人からはこんなことを言われるそうです。「福岡の人は外国人を『外国人だ』という目で見ている」。なかなか痛烈なコメントです。
福岡が世界に開かれた都市となるには、私たち一人ひとりがもっと心を開いて、誰とでも“自然体”でつき合う必要があるのかもしれません。

第29回 2008年9月18日 
語り手)ムーラ・マハムード・アブデルアジーさん
(エジプト、バナハ市出身)

ムーラさんは今年の4月から福岡に住み、九州大学大学院比較社会文化学府で学んでいます。友達から、自然が残っていて生活しやすい街であることを聞いて、来福を決めたそうです。
彼女の目にはエジプト、バナハ市と福岡の相違点、共通点があれこれ新鮮に映るようです。気候は「福岡のほうが暑くてしんどいですね」。乾燥した国から来た彼女には、蒸し暑さがこたえるのでしょう
海と山が近くにあり、食べ物がおいしいのは「どちらも同じ」。でも日本の山の緑は彼女にとって印象的だとか。福岡の海と山を見るのは彼女の楽しみとなっています。好きな食べ物は「寿司と(魚や野菜の入った)鉄板焼き」。イスラム教徒なので、もっぱら魚介類を食べているそうです。本国へのお土産は「海苔とふりかけ」。「それからあずきも好きです」。
彼女によるとエジプト人と日本人の気質は似ているそうです。「人を尊敬すること、人と適度な距離を保って付き合うこと、恥ずかしさを知っていることが共通しています」。ただ、日本人がお酒を当たり前のように飲むのは、どうも理解に苦しむようです。酔っ払ってふらふら歩いているオジサンを見たら、彼女はどう思うのでしょうか。

第28回 2008年8月21日
語り手)ナルギーザ・アリクロバさん
(ウズベキスタン、タシケント市出身)

アリクロバさんは、九州大学大学院で政治学を専攻している留学生です。
母国ウズベキスタンの放送局で働いていましたが、公共政策を学ぶために来日しました。現在は、ご夫婦と2人のお子さんの家族4人で福岡に住んでいます。この会の当日は、保育園に通っているお嬢さんも一緒でした。
日本人に対する印象は「良識があって、相手を尊重している感じ」。「でも、ウズベキスタン人のほうが開放的かな。例えて言えば、自転車に乗っていて転倒したら、老若男女が皆、『どうしたの?』と駆け寄って来ますね」。
大学での研究生活のほか、ボランティアでロシア語を教えたり、福岡県留学生会の活動に積極的に参加したりと、多忙な毎日を送っています。
好きな食べ物を尋ねたら、「天ぷらです」という予想どおりの答え。好きな場所を尋ねたら「中洲です」という意外な答え。ネオンが鮮やかな歓楽街がお気に入りなのかと思ったら、川端商店街のことでした。アーケード街を散策するのが楽しいと。特に飾り山笠には感銘を受けたらしく、7月15日の「追い山」を見るために、前日の晩は頑張って起きていたそうです。
博多っ子の心意気,どう感じましたか?

第27回 2008年7月17日
語り手)ナシメント・ジルベルトさん
(ブラジル、サンパウロ市出身)

ナシメントさんは、九州大学で政治学を専攻している留学生です。
専攻は言語学。夏目漱石、森鴎外のほか村上春樹の作品も研究しているそうです。
幼い頃から母国ブラジルで日本の時代劇や特撮ものの映画に親しんできたとのこと。そういう日本の娯楽文化への興味関心が高じて来日を決意したそうです。「日本に行ければそれで良い」と。
ブラジル出身なのでさぞやサンバのリズムに乗って陽気にふるまう青年かと思っていたら、さにあらず。まじめで恥ずかしがり屋に見えます。観客を前にしたこの講演で汗をかきながら「とても緊張しています」と白状していました。それでも話すうちに少し緊張がほぐれてきたのか、日本での生活のことも話してくれました。
福岡でのお気に入りの場所は、西新。「タコライスを食べて、その後バーに行きます」。たい焼きも好物だとか。「それから、屋台もいいですね。知らない人と話す機会ができるでしょ。特に天神にある在日韓国人経営のお店がお勧めです」。行きつけのお店をいくつか紹介してくれました。
福岡での生活を結構、満喫しているようです。

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